お祝い茶事

過日、友人二人のご結婚を祝う茶事が開かれました。
主催は若手の茶道会「六林会」です。

okashi

食べてしまうのがもったいない
かわいいお菓子

その本席の掛け物として飾る色紙を描かせていただきました。
禅の十牛図から「騎牛帰家」をテーマとした茶事ということで、
にわかに勉強を始めました。
昨年、お茶会で飾るための短冊を描かせていただいた時は、
油絵具を用い、抽象的に描きましたが、
今回はなるべく十牛図の物語に忠実に描いてみたくなり、
墨をすり、具象的に描きました。
正客の親友M氏にもアドバイスをもらいながら、お二人らしい雰囲気を追求しました。
描き上げたあとにM氏のコラージュで文字が入り、完成です。

当日、色紙は掛軸におさまって、茶事の後にはお二人にプレゼントされました。
茶事はもちろん初めてでしたが、かなり興味深いものでした。
趣向もこらされ、サプライズもふんだんに織り込まれており、
贅沢で充実した時間でした。
当日の様子は六林会のブログに掲載されています。

禅について勉強したことがなかったので良い機会になりましたし、
普段自分が考えていることに通じる考え方が禅にもあることが分かり、
興味がわきました。
お茶の世界は知れば知る程面白く、興味が尽きません。
墨で描くことも面白くて難しく、水墨画を見る目が変わりました。
まだつま先で歩いたことしかありませんが、今後じっくりと勉強していきたいです。
素晴らしい機会をいただいて、感謝しています。

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